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  1. 山形市議会 2004-09-22
    平成16年建設委員会( 9月22日)


    取得元: 山形市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-17
    平成16年建設委員会( 9月22日) 建設委員会   日   時   9月22日(水) 10時28分~11時23分 場   所   第5委員会室 出席委員    石沢秀夫鑓水一美渡辺 元,丸子善弘今野誠一,高橋 博,         鈴木善太郎渡辺弥寿雄酒井靖悦 欠席委員    なし 当局出席者   建設部長都市開発部長下水道部長水道部長関係課長 委員長席    石沢秀夫 審査事項    1.議第67号  山形城跡本丸文字門大手橋復原工事用木材の                  購入について         2.報告事項         (1)山形土地開発公社債務保証状況等について         (2)市営住宅家賃滞納者等への訴訟進行状況について         (3)市営飯塚住宅F棟電気事故について         (4)その他      ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 1.議第67号  山形城跡本丸文字門大手橋復原工事用木材購入について  公園緑地課長から説明を受けた後,質疑に入った。その主な内容は次のとおり。
    委員   国内産の木材を使用とのことだが,太い木材等国内で調達できるのか。 ○公園緑地課長   太い材料等も使用するが,できる限り県内産を調達し,径の太いものは京都周辺など寺社仏閣が多く需要の高い地区から調達するなど,国内産での対応が可能と考えている。 ○委員   今回調達する木材はどのくらいの量になるのか。 ○公園緑地課長   全部で270石,約75.6立方メートルである。 ○委員   1立方メートルの単価はいくいらか。 ○公園緑地課長   物によって違うので一概には言えない。 ○委員   いつ頃の完成予定しているのか。 ○公園緑地課長   木材の調達から完成までは,1年半くらいと考えている。今年度で木材購入し乾燥させ,来年度の後半から工事を行い,来年度いっぱいで橋を完成させる予定である。 ○委員   大手橋設計施工業者は,文化庁から指定されるのか。 ○公園緑地課長   設計は,二の丸東大手門設計した業者に委託し,すでに終わっている。工事に関しては,施工能力のある県内業者に発注したいと考えている。 ○委員   橋の図面はあったのか。 ○公園緑地課長   1760年頃からの秋元時代の,橋の長さや幅が記入されている大工の図面が残っている。高欄等については図面等がなかったが,二の丸東大手門大手橋写真参考にした。また,材質については,実際発掘で出てきたものと同じもので復元することで,文化庁から許可をもらっている。 ○委員   門についての資料はあるのか。 ○公園緑地課長   櫓の幅と長さの図面があるが,詳細図面写真などの資料はない。しかし,すぐ近くに参考となる二の丸東大手門があることなどから,文化庁との話し合いの中で,手前の高麗門土塀を作ることについては同意をもらっている。このようなことから,整備が進んだ場合,これまでは資料がなく作れないと言っていた櫓門なども作ることができるようになるのではないかということで,現在さまざまな資料を収集し,文化庁話し合いを行っている。 ○委員   高麗門復元などの今後の計画はどのようになっているのか。 ○公園緑地課長   高麗門土塀に関しては,新たに申請を行い,平成20年までの完成予定している。 ○委員   市有林の木を使用する考えはないのか。 ○公園緑地課長   検討を行ったが,搬出用索道建設や必要とする大径木が確保できるか等難しい問題もあり,今回は使用しない。 ○委員   観光資源として活用するには,橋を造る前に奥の門や塀を造るべきと思うが,整備のスケジュールはどのようになっているのか。 ○公園緑地課長   西堀整備に始まり,約30年の整備計画を立てゾーニングをしながら取り組んでいる。現在,一文字門周辺整備に取り組んでいるが,今後は現在の南門から東大手門までの南側を中心に,テニスコート体育館等を解体するとともに平成20年までに本丸文字門高麗門土塀整備するなど,駅西から七日町へと回遊性のある整備を行う計画である。櫓や本丸御殿整備したいと考えているので,今後も資料収集を続け,当面,ビューポイントとして本丸大手橋整備を行う等,観光資源となるようできるところから取り組んでいきたいと考えている。  大要以上の後,議第67号については,全員異議なく同意すべきものと決定した。 2.報告事項 (1)山形土地開発公社債務保証状況等について   建設部管理課長から,別紙資料に基づき報告を受けた。 (2)市営住宅家賃滞納者等への訴訟進行状況について  住宅課長から,次のような報告を受けた。  [報告概要]  南ヶ丘住宅家賃滞納者に対して,住宅の明け渡しと滞納家賃の支払いを求めて,平成16年5月11日に山形地方裁判所に提訴したことを,6月の建設委員会報告した。この方の口頭弁論は6月24日に行われ,当日本人欠席だったため,その日のうちに市の申し立てどおり判決が言い渡された。その後,7月30日に判決が確定したので,判決事項のとおり,9月30日まで自主的に住宅を明け渡すよう通知し,本人にも直接会って伝えている。期日までに履行されない場合は,強制執行を検討しなければならないと考えている。  次に,強制執行申し立てをしている方で,6月の建設委員会での報告後,動きのあった方について報告する。  6月の時点では3名の方が残っており,大森住宅家賃滞納者については,裁判所の執行官判決事項履行を指導していたが,自主的な履行が期待できないということで,8月31日に強制執行が行われ,住宅の引き渡しを受けた。  飯塚住宅家賃滞納者については,住宅内で犬を飼ったり,自動車などを放置したり,迷惑行為を行っており,団地内のほかの入居者からも苦情が来ていた方で,6月25日に違う棟の玄関扉を壊し,建造物損壊の罪で現行犯逮捕され,7月15日に起訴された。9月10日に第1回の公判が行われ,判決の言い渡しは今日の午後1時45分に行われる予定で,現在拘留中である。また,9月2日に執行官国選弁護士拘留中の被告人に接見し,強制執行の着手について通告のうえ,昨日から強制執行に着手している。荷物が多いため,強制執行の完了は今日まで掛かる予定である。なお,釈放後の住まいについては,生活保護を受けているので,国選弁護士を通して福祉事務所と相談するよう話をしている。 (3)市営飯塚住宅F棟電気事故について   住宅課長から,別紙資料に基づき報告を受けた。 ○委員   この建物は,建設後どのくらい経っているのか。 ○住宅課長   工事完成日平成4年3月11日なので,12年ぐらい経っている。 ○委員   設計が悪いのか工事が悪いのか分からないが,施工業者責任はないのか。 ○住宅課長   完成当時,市の検査を受け,また東北電力検査にも合格し,適正に施工されたということで通電されているので,施工業者に対して責任の要求はできないと判断している。 ○委員   定期検査はやってきていたと思うがどうだったのか。 ○住宅課長   電気事業法調査義務が定められており,4年に1度,電気を供給する側である東北電力調査がある。これまでの調査では,直近の平成13年3月の調査を含め合格していた。なお,今の技術基準には合わないので,現在はこのような施工はしないが,そこまでの指導は東北電力の方でもしていないということである。 ○委員   既存の市営住宅は全部,今回事故のあった施工方法と同様のやり方なのか。 ○住宅課長   すべてではないが,この程度の住宅規模建物はこのような施工方法を以前からやっている。なお,大きい建物になると受電設備があり,地下埋設で引き込んでいる。 ○委員   特異な事故であり,原因追求を徹底的にやってもらわなければならないと思うがどうか。 ○建設部長   今回の事故については,入居者にも大変なご迷惑をお掛けし,申し訳なく思っている。火災あるいは人命にも響く事故であったと認識している。雨の入り方に疑問があり,聞き取りをしたところ,雨がまともに入ったのではなく,電線から長い間に水が入り事故に至ったとのことであった。ほかの市営住宅についても点検を実施し,改良しているところである。今後はこのような事故が起こらぬよう十分気を付けていきたい。 ○委員   ブレーカーが落ちて事故を防ぐことはできなかったのか。 ○住宅課長   基本的にブレーカー電流を多く使った場合に落ちる仕組みであり,飯塚住宅に設置していた古いタイプブレーカーは,元の方から流れる電流には対応してなかった。なお,新しいタイプブレーカーは,供給側にも対応しており,この建物交換済みであるが,ほかの住宅についても新しいものに切り換えていきたいと考えている。 (4)そ の 他  ① 台風18号による被害状況について   関係課長から,別紙資料に基づき報告を受けた。  ② 職員懲戒処分について   ・都市開発部長から,本年6月30日に都市整備課職員が起こした酒気帯び運転による車両事故について,8月31日に処分を受けた。今回の処分を厳粛に受け止め,今後このような不祥事を起こすことのないよう,所属職員管理監督に努めていきたい。なお,都市整備課長よりその経緯処分内容について報告を申し上げる,との発言があった。その後,都市整備課長から,当人は6月30日の午後6時10分ころから午後9時ころまで,同僚らと市内の飲食店でビール中ジョッキ3杯,焼酎ハーフボトルを3人で3本飲酒し,その後,午後10時ころまで別の飲食店で食事を取った。その際は飲酒をしていなかった。その後,午後10時24分ころ,帰宅のため自車を運転して市道を走行中,南進一方通行2車線の道路右側に停車していた女性の乗用車の後部左側に衝突させ,相手車両に損傷を負わせるとともに,相手方に頚椎捻挫自律神経失調症で加療約3週間のけがを負わせた。その結果,停職6月の懲戒処分を受けた。停職期間は本年9月1日から翌年2月28日までである。本人は現在停職期間中なので,自宅で謹慎しているが,当然のことながら今回の不祥事を深く反省し,当面は被害者に対して誠意を持って対応していきたいと言っている。また,上司として,所属職員管理監督という職務上の義務を十分果たせなかったことにより,都市開発部長都市整備課長都市整備課長補佐都市整備課主幹係長の4名が文書訓告処分を受けた。このたびの不祥事は,市職員の職の信用を著しく失墜させるとともに,市民奉仕者としてあってはならないことであり,誠に申し訳なく,心からお詫びを申し上げる次第である。特に飲酒運転は非常に悪質な行為であり,その事故は何のかかわりもない相手に危害を加える非常に危険なことである。当然ながら個人の意識によって飲酒運転をしないようにできることである。被害者に深くお詫びを申し上げるとともに,このような事態を招いたことに対して,市民の方々にも重ねてお詫びを申し上げる。今回の処分を厳粛に受け止め,今後このような事件を絶対に引き起こすことのないよう,所属職員管理監督を徹底し,より一層綱紀粛正に努め,市民信頼回復に努めてまいる所存である,との発言があった。 ○委員   同僚からの事情聴取も行われたのか。 ○都市整備課長   一緒に飲んでいた課内の職員1名と他の部署2名の計3名は,飲酒状況等について山形警察署の方から事情聴取を受けた。 ○委員   課長本人等から状況を聞いたのか。 ○都市整備課長   本人からは聞いた。内容は先ほど説明したものと同様であった。なお,本人飲酒した場合,いつも同じ運転代行社を利用して帰宅しており,事故があった当日については,たまたま運転してしまった,と言っていた。  ・水道部長から,当部の職員が起こした酒気帯び運転について,8月31日付けで処分を受けた。今回の処分を厳粛に受け止め,所属職員管理監督をより徹底し,より一層の綱紀粛正に努めてまいる所存である。なお,処分事案経緯処分内容等については,総務課長から報告を申し上げる,との発言があった。その後,水道部総務課長から,当人平成15年5月,午後5時30分ころから職場関係者飲食店飲酒をし,翌日午前0時ころから自車を駐車していた駐車場内で,車中で睡眠を取り,その後,午前4時55分ころに目が覚め,帰宅しようと自車を駐車場から出して運転したところ,警察に呼び止められ,酒気帯び運転で検挙されたものである。なお,平成16年3月に,交通事故等における懲戒処分基準所属長から各職員に通知されたのを受け,当人にも周知なったことから,当該行為の重大さに気付き,同年4月に私の方へ報告がなされた。その結果,1カ月間,給料月額の10分の1の減給の処分を受けた。また,上司として,所属職員管理監督という職務上の義務を十分果たさなかったことにより,当時の上司であった水道部長水道部総務課長水道部総務課長補佐水道部総務課主幹係長の4名が口頭厳重注意処分を受けた。このたびの不祥事はあってはならない行為であり,誠に申し訳なく,心からお詫びを申し上げます。今回の処分を厳粛に受け止め,今後このような事件を絶対に引き起こすことのないよう,所属職員管理監督を徹底し,より一層綱紀粛正に努めてまいる所存である,との発言があった。  ③ 河川課について   昨日の決算建設分科会の中で話題となった河川課を廃止したいとする理由について,建設部長から,市長,助役とは話し合いができず,総務部長と話をした。その中では,市長一般質問に対する答弁にもあったとおり,まだ統合するとか存続するとかということは言っておらず,現在,来年度に向けた組織改正案を作成していて,ほかの部署もあわせて,他市の組織等調査研究している段階であるとのことである,との発言があった。  この件について,建設委員会の総意としては河川課をぜひ存続してほしいということで,正副委員長議長に話を伝え,議長の方から対応してもらうこととなった。...